深い旨味やコクがあるチーズと赤ワインとの相性は、だれもが認める「ボン・マリアージュ」です。　
ミルクの風味が豊かなものやピリッとした青かびのクセまでも、赤ワインは受け止めてくれます。　
では白ワインとはどうでしょう。　少し難しいと思いがちですが、意外と相性の良いチーズは沢山あります。　例えばシェーヴルチーズには酸味がしっかりした白ワイン、長期熟成させアミノ酸の旨味が強いハードチーズには樽熟成させた白ワイン、ブルーチーズのような塩味の強いタイプには甘口白ワイン、というようにバリエーションは数々あります。

これからの季節、冷やした白ワインとチーズでアペリティフを楽しんでみてはいかがでしょうか。

「ブフロンヌ・デ・クレミエ」

水牛乳で作られた珍しいセミハードチーズです。良質の水牛乳を贅沢に使ってしっかりした大型チーズを作り、2カ月間熟成させています。高脂肪でリッチなミルク感と程よい塩味が調和した味わいは、冷やした白ワインとの相性が抜群です。オードブルとして生ハムなどに合わせたり、サラダにあわせても。
これからの季節に活躍間違いなしです。

フランスのチーズ熟成士の中でも最高峰であるM.O.F. (最高職人賞）に認定されている、クリステル・ロホ氏の熟成によるチーズです。優しい味わいのフルム・ダンベールをソーテルヌワイン（極甘口白ワイン）に漬けたのち、4週間熟成させています。　
青かびの程よい刺激とミルクの甘み、そこに甘酸っぱさが加わり贅沢なデザートを思わせる味わいです。　
甘口の白ワインやシャンパーニュと！